こんにちは。院長のいつきです。
皆さん、87,600という数字は何だと思いますか?
これは、皆さんが80歳まで1日に3回食事をしたと仮定した食事の回数(365日×3回×80年)になります。すごい数ですよね。
これだけ沢山の回数の食事をする中で、皆さんは健康に良い食べ物を意識して選んでいると思いますが、健康に良い食べ方はできているでしょうか?
今日は健康に良い食べ方についてお話したいと思います。
健康に良い食べ方は「歯」から始まる。
健康のために、「何を食べるか」を意識している方は多いと思いますが、「どう食べるか」まで意識している方は意外と少ないかもしれません。
実は、健康に良い食べ方は、歯とお口の健康と深く関係しており、歯を大切にすることが全身の健康を守る第一歩になります。
まず、大切なのは、よく噛んで食べることです。噛む回数が増えることで唾液の分泌が促されます。唾液には、食べ物を消化しやすくするだけでなく、口の中を洗い流し、むし歯や歯周病の原因となる細菌の増殖を抑える働きがあります。また、唾液には歯を修復する「再石灰化」を助ける作用もあり、歯の健康を守る重要な役割を担っています。
よく噛むことは、胃腸への負担を減らし、血糖値の急上昇を防ぐことにもつながります。早食いは肥満や生活習慣病のリスクを高めることが知られていますが、これは噛む回数が少ないことで満腹中枢が刺激されにくくなるためです。歯がしっかり使える状態で、時間をかけて食べることは、全身の健康管理にも直結します。
一方で、だらだら食べには注意が必要です。食事や間食の回数が多く、口の中に食べ物が入っている時間が長くなると、むし歯菌が酸を出し続け、歯が溶けやすい状態が続いてしまいます。
間食は時間を決め、食後には口をゆすぐ、歯みがきをするなど、口の中をリセットする習慣をつけることが大切です。
最近は、やわらかい食べ物が増え、嚙む力が低下している子どもや大人も少なくありません。噛む力が弱くなると、歯並びや顎の発育に影響が出るだけではなく、将来、食事そのものが楽しめなくなる可能性があります。根菜類や繊維の多い野菜など、自然と噛む回数が増える食材を日々の食事に取り入れることも、健康に良い食べ方の一つです。
また、歯に良い食べ物を挙げると、カルシウムは歯や骨の主成分であり、乳製品、小魚、豆腐などに多く含まれ、歯を丈夫に保つ働きがあります。また、カルシウムの吸収を助けるビタミンDは、魚やきのこ類に多く含まれます。さらに、歯ぐきの健康を保つビタミンCは、野菜や果物に豊富で、歯周病予防に欠かせません。
健康的な食生活を支えているのは、実は「健康な歯」です。歯や歯ぐきに痛みや不調があると、食事内容が偏り、栄養バランスも崩れがちになります。毎日のセルフケアに加え、定期的な歯科検診を受けることで、ご自身の健康な歯を長く使い続けることができます。
「何を食べるか」だけではなく、「歯でしっかり噛んで、楽しく食べること」。それが、お口の健康を守り、全身の健康につながる、いちばん身近で続けやすい健康習慣と言えるしょう。
「特に困っていないから」「痛くないから」と、歯科検診を後回しにしてしまう方も多いかもしれません。しかし、歯の健康は自覚症状がないうちに変化していくことがほとんどです。定期的な歯科検診は、今のご自身の歯の状態を確認し、安心して食事を楽しむための大切な時間です。これからも健康に良い食べ方を続けるために、ぜひ歯科検診を健康づくりの一環として習慣にしていきましょう。
白金いつき歯科・矯正歯科は、薬院駅から徒歩5分の歯医者です。患者さんのお口の健康を守るため、むし歯・歯周病予防に力を入れています。また健康な歯を保てるよう、食生活のアドバイスも行っています。
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