COLUMN コラム

2026.03.24

「歯石を取る人」と「取らない人」―5年後に生まれる大きな差

こんにちは。院長のいつきです。

皆さん「痛くないから歯医者に行かなくても大丈夫」

そう思っていませんか?

実は、お口の健康は“今の状態”ではなく、“積み重ね”によって大きな差が生まれます。特に分かりやすいのが、「歯石を定期的に取っている人」と「長い間取っていない人」の違いです。5年という時間が経つと、その差は想像以上に大きくなります。

歯石はなぜできるの?

毎日しっかり歯磨きをしていても、歯の表面には「プラーク(歯垢)」という細菌のかたまりが付着します。このプラークが唾液中のミネラルと結びつき、石のように硬くなったものが歯石です。

歯石の特徴は、一度できると歯ブラシでは取れないこと。さらに表面がザラザラしているため、細菌がどんどん付着しやすくなります。つまり歯石は、「細菌の住みか」になってしまうのです。

歯石を取らない人の5年後

歯石が長期間ついたままになると、まず起こるのが歯ぐきの炎症です。歯ぐきが赤く腫れたり、歯磨きのときに出血したりする状態は、歯周病の始まりのサインです。

歯周病は静かに進行する病気です。痛みがほとんどないまま進み、気づいたときには歯を支える骨が溶けてしまっていることも珍しくありません。

5年後、歯石を取らない生活を続けた場合、次のような変化が見られることがあります。

・歯ぐきが下がり、歯が長く見える

・口臭が強くなる

・歯がぐらつき始める

・食べ物が挟まりやすくなる

・最終的に抜歯が必要になることもある

「年齢のせいで歯が弱くなった」と思われがちですが、実際には歯周病による影響が大きいケースが多いのです。

歯石を定期的に取る人の5年後

一方、定期的に歯石除去を受けている方はどうでしょうか。

歯科医院での歯のクリーニングでは、普段の歯磨きでは届かない部分の汚れや歯石を取り除き、細菌の増殖をリセットします。さらに、歯ぐきの状態を継続的にチェックすることで、小さな変化を早期に発見できます。

5年後には次のような違いが現れます。

・歯ぐきが引き締まり出血しにくい

・口臭が少ない

・歯のぐらつきが起こりにくい

・むし歯や歯周病の早期発見ができる

・結果的に治療回数や医療費が少なくなる

つまり、特別なことをしているわけではなく、「定期的にリセットしている」ことが健康維持につながっているのです。

実は“治療”より“予防”の時代

昔は「歯医者は痛くなってから行く場所」というイメージがありました。しかし現在の歯科医療は、悪くなってから治すのではなく、悪くならないように管理する“予防中心”へと変わっています。

歯石取りは見た目をきれいにするためだけではありません。将来、自分の歯で食事を楽しむための大切なメンテナンスです。

車に定期点検が必要なように、歯にも定期的なメンテナンスが必要です。問題が起きてからでは、元の健康な状態に戻すことは簡単ではありません。

5年後の自分のために、今できること

5年という時間は長いようで、あっという間です。ですが、その間にお口の中では確実に変化が積み重なっています。

「最近歯石を取っていないな」

「最後に歯医者へ行ったのはいつだろう?」

もしそう感じた方は、それが良いタイミングかもしれません。

定期的な歯石除去は、歯を守るための最もシンプルで効果的な方法のひとつです。将来の大きな治療を防ぎ、いつまでも自分の歯で笑い、食べ、会話を楽しむためにも、ぜひ一度お口のチェックにいらしてください。

小さな一歩が、5年後の大きな安心につながります。

白金いつき歯科・矯正歯科は、薬院駅から徒歩5分の歯医者です。

むし歯や歯周病の治療だけでなく、健康で美しい口元を維持するために定期検診とクリーニングを行っています。未来の自分の笑顔のために、ぜひ一度お口のチェックを受けてみてください。あなたの未来の笑顔を守る第一歩を、今日から一緒に始めましょう。

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