COLUMN コラム

2025.09.09

定期検診について

こんにちは。

9月に入ってもまだまだ暑いですが、夜の虫の声がだんだん秋らしくなってきましたね🍂

今日は定期検診での目的や内容についてお話ししたいと思います。

“歯医者さん”といえば虫歯や歯周病の治療をしたり、矯正などといったイメージをすることが多いかと思います。当院ではその他に、定期的に歯科検診を受けることをお勧めしております。歯科検診は虫歯や歯周病を予防するうえでとても大事なことです。

定期検診に行く大きなメリットとして、以下の点があげられます。

①歯や歯茎、舌や粘膜といったお口の中の変化にいち早く気づくことができる

虫歯や歯周病は痛くなってから初めて気づくことが多いと思います。しかし、痛みが出るまで虫歯があることに気づかずいると知らないうちに大きくなって気づいた時には手遅れ、、、大がかりな治療をしないといけなかったり最悪抜歯になったりする事があります。

定期的にお口の中のチェックをする事で早期発見に繋がり、そういったリスクを大幅に軽減することが出来る、かつ治療が必要になったとしても最低限度の削る量で簡単な処置で済むこともあります。

②歯石や歯垢を除去し、お口の中を清潔に保つことができる

歯ブラシだけの清掃だと約6割程度。デンタルフロス、歯間ブラシを使ったとしても細かいところに歯垢、歯石が残ったり歯の表面に着色が着いたりと歯茎の炎症の原因に繋がることがあります。

そこで当院では、普段のセルフケアで磨き残しがないか?歯石はついてきてないか?と、染め出し液を使って汚れを染め出し、患者様と一緒に磨き残しや磨き癖は無いかな?歯ブラシの種類はお口にあっているかな?という確認をして、お家でも質の良いセルフケアができるようにアドバイスをさせて頂いています。

また歯科衛生士による機械を使った専門的なお掃除をすることで、自分では落としきれない細かな箇所の歯垢、歯石、歯の表面にこびりついた着色などを除去をしていきます。お口の中の汚れをしっかり落とした上で専用のブラシやカップを使って磨き上げをすることにより、さらに汚れの付きにくいツルツルとした歯面に仕上げます。患者様ご自身でもスッキリしたお口の中の感覚を感じていただけることと思います。

③子どもの成長段階に合わせたお口のチェック

子どもは生後6ヶ月頃から乳歯が生えはじめます。

小さい頃はなかなか歯ブラシに慣れることができず、歯磨きを嫌がるお子さんもいるかと思います。“小さい頃から歯を磨いてあげることは大事”とわかっていても嫌がって思うように磨けない、磨き方はこれで良いのかな?と不安になることもあるかと思います。当院ではお口の中を見てお子さんの年齢や性格、成長段階に合わせたブラッシング方法のアドバイスや食生活などのお話をさせていただき、お母さんお父さんだけでなく一緒にお口の中の管理をさせて頂いてます。

さらに成長するにしたがって、生え変わりが始まったり歯並びが気になる方もいらっしゃるかと思います。子どものころの舌癖、口唇癖や、乳歯から永久歯への生え変わりのタイミングが大きく歯並びに影響してくると言われています。検診のたびに問題ないかを確認する事によって、気になるところへの早期的な処置に繋がり将来の歯並びに対する良いアプローチになるのも一つのメリットになります。

以上の健診後にご希望があれば歯質強化のためにフッ素塗布をしております。

これにより虫歯になりにくくなり、知覚過敏も改善します。フッ素は、専門的なクリーニングの後に用いる事で非常に高い効果を発揮します。

痛みや何かお困りごとがあった時だけではなく、ぜひお気軽にご相談ください。日頃からの検診で状態が悪化する前に予防をするお手伝いをさせていただきます。

一般歯科だけでなく、矯正治療や予防歯科などにも力を入れております。

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