COLUMN コラム

2025.11.15

歯の隙間はなぜできるのか

こんにちは。院長のいつきです。

朝晩は寒い日も増えましたが、今日はとても心地の良い天気でしたね。来週からはまた寒くなるようですので皆さん体調管理に気をつけましよう。

今日は歯の隙間はなぜできるのかという疑問にお答えしたいと思います。

歯と歯の間にできる隙間、一般には、すきっ歯と呼ばれるこの症状は様々な要因によって生じることがあります。

1.歯の本数

歯の本数は通常は上下合わせて28本(親知らずを含めたら32本)ですが、人によっては多かったり少なかったりする場合があります。多い場合は過剰歯といい、少ない場合は先天性欠如といいます。このような歯の本数の違いは、すきっ歯や叢生の原因となるケースも少なくありません。

例えば、「先天性欠如」の場合は、隙間が埋まらず歯並びに影響を与えることがあります。

また逆に、通常より余分な歯が存在する「過剰歯」のケースでは、歯が重なって正しく並ばず、むし歯や歯周病になりやすい場合があります。

歯の本数や位置の問題は、見た目だけではなく噛み合わせにも影響を及ぼすため、歯科医師に相談し適切な治療方法を検討することが大切です。

2.歯と顎の大きさのバランス(Discrepancy)

顎が正しく成長しない場合、特に顎の歪みがあると、歯の隙間が形成されやすくなります。ただこの問題は思春期や成長期に一時的に現れ、成人になると改善されるケースがごくまれにあります。成長過程における歯と顎のバランスをしっかり歯科医院で診断し、必要に応じて矯正治療を検討することが大切です。

3.歯周病

歯周病が進んだり奥歯が無くなると、過度の力に耐えきれず歯が動いたりすることがあります。特に前歯などは、ほっぺた側にどんどんと倒れてくることが多く結果的に、すきっ歯のような状態になる場合があります。

また歯周病は、放っておくと歯ぐきから膿が出たり、口臭がひどくなったりするなど、口腔内の状態がどんどんと悪化することにより、さらに歯が抜け落ちてしまうこともあります。きちんとした歯周病のケアが必要です。

4.歯ぎしりや食いしばり

歯ぎしりや食いしばりも歯を摩耗させ、歯の噛み合う位置が少しずつ変わり、咬み合わせのバランスが崩れることもあります。すきっ歯以外の歯並びの悪化を引き起こしやすくなります。

5.舌癖

これがすきっ歯や不正歯列の原因として今、一番問題視されています。

口呼吸などが日常化し、癖になってしまうと正しい舌の位置がずれることがあります。本来、舌は上顎のところに納まることが正しい位置とされています。舌癖がある方は無意識に舌で歯を押してしまうため、歯に圧力がかかり続けることで歯が動いてしまいます。

内側から外側へ押し出されるように圧力がかかると歯が前方向に傾斜し、出っ歯やすきっ歯になることがあります。

このように、すきっ歯と呼ばれる症状には様々な要因が隠れています。

矯正するのは時間や費用がかかるため悩んでいる方もいると思いますが、「すきっ歯」は矯正治療以外でも治せる場合があります。

すきっ歯の治療法としては

1.ダイレクトボンディング(自費)

歯の隙間をレジンで埋める方法。ご自身の歯をほぼ削らずに治療が1回で終わる場合もあります。

2.セラミックべニア

見た目が自然で耐久性も高いセラミックを用いた治療法。

3.矯正

歯の位置を適切に整え、隙間を改善するための治療法。

本来はこの治療法が一番おすすめです。

このようにすきっ歯には色々な治療の選択肢があります。

すきっ歯を気にされている方の中には、治療すべきかどうか悩まれている方もいらっしゃるかもしれません。

すきっ歯の多くは前歯に生じるため、コンプレックスに感じている方も多いです。すきっ歯を治療することで、笑顔に自信が持てるようになります。

第一印象の約6割以上が「顔の印象」で決まると言われており、その中でも意外と多くの人が見ているのが「口元」や「歯並び」です。口元が整うと、顔の印象も変化しやすいです。また見た目の印象が変わることによって、アメリカでは生涯年収が変わるとまで言われています(笑)

実際にどれだけのスペースが開いているのか、また他の歯の歯並びなどによっても治療方法が変わります。ご自身で判断することは難しいため、ぜひ一度当院にご相談ください。

当院は、薬院駅から徒歩5分の歯医者です。安心して通っていただけるよう、丁寧な治療を行っておりますので、お気軽にご相談ください。

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