COLUMN コラム

2026.02.25

歯科検診に行く人と行かない人の「5年後の差」

こんにちは。院長のいつきです。

「今は痛くないから大丈夫」そう思って歯科検診を後回しにしていませんか?

実は、歯科検診に定期的に通っている人と、痛みやトラブルが起きた時だけ受診する人では、5年後に大きな差が生まれていることが少なくありません。

まず一つ目の差は「治療の内容」です。

定期検診に通っている人は、小さなむし歯や歯ぐきの炎症の段階で発見できるため、簡単な処置やクリーニングで終わることがほとんどです。初期のむし歯であれば、削らずに経過観察ができる場合もあります。一方で検診を受けずに症状が出てから来院された場合、むし歯が大きく進行し、神経の治療が必要になったり、被せ物や抜歯に至ったりするケースもあります。また歯周病が進行していたりするケースも少なくありません。治療回数も増え、通院期間も長くなります。

二つ目の差は「残る歯の本数」です。

歯を失う原因の多くは歯周病です。歯周病は「沈黙の病気」とも言われ、自覚症状が少ないまま進行する病気です。気づいたときには歯を支える骨が減っていることも珍しくありません。定期的なクリーニングとチェックを受けている人は、歯周病の進行を防ぎやすく、将来も自分の歯で食事を楽しめる可能性が高くなります。

三つ目の差は「医療費と時間」です。

予防中心の通院は一見お金がかかるように思えますが、実際は大きな治療を繰り返すよりも費用を抑えられることが多いのです。神経の治療、被せ物、抜歯、入れ歯…と進むほど、時間も費用もかかります。

小さなうちに対処することが、結果的に経済的負担を減らすことにつながります。

さらに近年では、歯周病が糖尿病や心疾患など全身の健康とも関係していることが分かってきています。お口の健康を守ることは、全身の健康を守ることにもつながるのです。

5年という時間は、長いようであっという間です。

しかし、その間にお口の環境は確実に変化します。定期検診に通う人は「悪くならないように管理する=予防」という考え方。通わない人は「悪くなってから治す=治療」という考え方。この違いが、未来の差を生みます。

歯は一度大きく削ると元には戻りません。私たちの歯の一番外側は、「エナメル質」という組織で覆われており、人体で最も硬い組織です。ダイヤモンドに次ぐくらい硬いのです。このエナメル質が、食事の噛む力やむし歯菌の酸から、歯の内部を守ってくれています。

しかし、エナメル質は一度削ったり、穴が開いたりしたら、二度と再生しません。皮膚はすりむいても新しい皮膚ができてきますが、歯にはそういった機能はないのです。

だからこそ大切なのは「治療」よりも「予防」です。今ある歯を大切に守ることが重要です。

5年後も10年後も、自分の歯でしっかり噛める毎日を過ごすために。

未来の自分への大切な投資としてぜひ、定期的な歯科検診を習慣にしてみてください。もし、最後に歯科検診を受けたのが1年以上前であれば、ぜひ一度ご自身のお口の状態を確認してみて下さい。あなたの未来の笑顔は、今日の小さな一歩から守ることができます。

私たちは、皆さまのお口の健康を長く守るパートナーでありたいと考えています。

白金いつき歯科・矯正歯科は、薬院駅から徒歩5分の歯医者です。患者さんのお口の健康を守るため、むし歯・歯周病予防に力を入れています。

安心して通っていただけるよう、丁寧な治療を行っておりますので、お気軽にご相談ください。あなたの未来の笑顔を守る第一歩を、今日から一緒に始めましょう。

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