こんにちは。院長のいつきです。
今週末はハロウィンですね。かぼちゃのランタンやおばけの飾り、色とりどりのお菓子など、見ているだけでも楽しい気分になりますね。
ところで、実は私たちのお口の中にも、知らないうちに歯を傷めてしまう「怖い習慣」が潜んでいることをご存じでしょうか。それが、睡眠中などに起こる「歯ぎしり」や「食いしばり」です。
自分では気づかないうちに歯や顎に負担をかけているかもしれません。今回は、大人こそ知っておきたい歯ぎしりの原因や影響、そして歯を守るための対策についてご紹介します。
歯ぎしりは、眠っている間に起こることも
歯ぎしりというと、ギリギリと大きな音を立てて歯をこすり合わせる様子を想像する方が多いかもしれません。しかし、歯ぎしりにはいくつかのタイプがあります。
歯を左右にこすり合わせるものだけでなく、上下の歯を強く噛みしめる「食いしばり」や、歯をカチカチと接触させる動きも、その一種です。
特に睡眠中の歯ぎしりは、自分では気づきにくいのが特徴です。家族に音を指摘されて初めて知る方もいれば、歯科検診で歯のすり減りを指摘されて気づく方もいます。
また、歯ぎしりは睡眠中だけでなく、仕事や家事に集中しているとき、緊張しているときなど、日中にも起こることがあります。
実は、歯に大きな力がかかっています
私たちは普段、食事をするときに歯を使いますが、歯ぎしりや食いしばりでは、無意識のうちに強い力がかかることがあります。
その力が繰り返し加わると、歯の表面がすり減ったり、詰め物や被せ物が欠けたり、歯にひびが入ったりすることがあります。場合によっては、歯が割れてしまうこともあります。
さらに、歯だけでなく、歯を支える組織や顎の筋肉にも負担がかかります。
朝起きたときに顎が疲れている、こめかみのあたりが重い、口を開けにくいと感じる場合は、睡眠中の食いしばりなどが関係している可能性があります。
ただし、こうした症状にはほかの原因もあるため、歯ぎしりだけが原因とは限りません。
ストレスだけが原因ではありません
歯ぎしりの原因は、実はひとつではありません。
ストレスや緊張は関係する要因のひとつですが、それだけですべてを説明できるわけではありません。睡眠の状態や生活習慣など、複数の要因が関係していると考えられています。
また、歯並びや噛み合わせだけが原因と決めつけることもできません。歯ぎしりがあるからといって、必ずしも噛み合わせを治療する必要があるわけではないのです。
大切なのは、原因を自己判断するのではなく、歯や顎にどのような影響が出ているかを確認することです。
日中に上下の歯が触れていることに気づいたら、力を抜いて歯を離す習慣をつけてみましょう。通常、安静にしているときは上下の歯の間にわずかな隙間があります。唇は閉じていても、歯まで噛み合わせておく必要はありません。
歯を守るために、歯科医院でできること
歯ぎしりによる歯の摩耗や破損を防ぐために、歯科医院では必要に応じて「ナイトガード」と呼ばれるマウスピースを作製することがあります。
主に就寝中に装着し、歯に加わる負担を和らげ、歯や詰め物などを保護するために使用します。ただし、歯ぎしりそのものを完全になくすものではなく、症状やお口の状態に合わせて使用を検討します。
歯科医院では、歯のすり減りやひび、詰め物の状態、歯ぐきや顎の状態などを確認し、必要な対策を考えます。
また、歯ぎしりに気づいていなくても、定期検診で歯の変化を早期に発見できることがあります。
ハロウィンの後も、健康な歯で笑顔の毎日を
歯ぎしりは、誰にでも起こる可能性があり、自分では気づきにくいものです。痛みがないからといって、歯に負担がかかっていないとは限りません。
「朝起きると顎が疲れている」「歯が以前より短くなった気がする」「詰め物がよく取れる」といった変化があれば、一度歯科医院で相談してみましょう。
歯は、食事を楽しみ、会話をし、笑顔で過ごすために欠かせない大切な存在です。歯を傷める本当の原因は早めに見つけて対策したいものです。
自覚症状がなくても、定期的に歯科検診を受けることで、お口の小さな変化に気づくきっかけになります。大切な歯を長く守るために、ぜひ定期検診を習慣にしてみてください。
白金いつき歯科・矯正歯科は、薬院駅から徒歩5分の歯医者です。
むし歯や歯周病の治療だけでなく、健康で美しい口元を維持するために定期検診とクリーニングを行っています。未来の自分の笑顔のために、ぜひ一度お口のチェックを受けてみてください。あなたの未来の笑顔を守る第一歩を、今日から一緒に始めましょう。
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